漢方治療
「冷え」は万病の元といわれます。体温が1度下がると免疫力を担当するリンパ球の働きが30%も低下すると言われています。
福岡ホリスティックデンタルクリニックでは、治療の際にこの「冷え」の問題を重要視しています。 冷え性の体質の方は血行が悪いために歯ぐきなどの自然治癒力が低く、歯周病が重症化する傾向が強いからです。 身体が冷えて免疫力が低下している方には、西洋の薬で対応するよりも漢方薬のほうがうまくいく場合が多いので、 体質改善のために漢方薬を提案することもあります。
漢方治療に関すること
漢方とは
東洋医学では人間の身体は『気・き』『血・けつ』『水・すい』という三つの要素から形づくられていると考えます。
『気』 目に見えない一種の生命エネルギーで、心身の活動全般のこと
『血』 身体をめぐる赤い液体、血液のこと
『水』 身体の中をめぐる透明の液体、体液のこと
漢方では、これらのバランスが崩れると、身体に不調が生じ、病気を引き起こすと考えられています。 『気』が足りない状態を『気虚』、『血』が足りない状態を『血虚』、そして『血』が滞っている状態を『瘀血・おけつ』といいます。 『気』や『血』が足りなくなったり、滞ったりすると、身体の熱が下がり『冷え』が起こります。
このような場合には、『気』や『血』を充実させる薬や、『血』のめぐりをよくする薬を使えば体質の改善が見込まれます。 歯周病の治療にこれらの漢方薬を併用してもらうことで、治療効果を高めることができると考えています。
歯科治療と漢方薬
残念ながら現在の保険制度では歯科治療で使える漢方薬は非常に限られています。 ですから、歯科領域で用いる場合は自由診療扱いになります。
しかし、冷え性の方や、疲れやすい方、風邪をひきやすい方など体質にかかわるものは西洋の薬による治療よりも、 漢方薬を用いたほうが効果のあるものも多いと思います。 また、歯科の症状としても歯ぐきが腫れやすい体質や、口内炎ができやすい体質、口の中が渇きやすい体質など体質が問題になることが多くあります。 このような場合には、漢方による体質改善が望ましいと考えます。
また、福岡ホリスティックデンタルクリニックでは、「冷え」に注目しています。
「冷え」は万病の元とも言われています。
体温が1度下がると、免疫力を担当するリンパ球の働きが30%も低下するといわれています。
体が冷えていることは免疫力を下げていることになるのです。
冷え性の方は血行が悪いために歯ぐきや舌の色も白っぽく、自然治癒力がうまく働きません。
このような方には「冷え」に効果のある漢方薬を服用していただいたほうが効果的だと思います。
漢方の問診の中で重要なものに舌診というものがあります。 舌に現れる様々な兆候を見て体の不調を探ろうというものです。 私たち歯科医師は常に患者さんの口の中を見る機会があるので舌診の知識があれば身体の調子や異変に早く気がつく場合があります。 医科と歯科のすばやい連携を行なうために口の中を見る歯科医師が健康の窓口になれる可能性も持っているのです。
冷えと歯科治療
福岡ホリスティックデンタルクリニックでは問診で冷えがあるかを聞いて、
実際に体温の低下や舌診で血液の流れが滞っている「瘀血(おけつ)」と判定されるような場合には、
湯たんぽを用いて積極的に治療中に身体を温めていきます。
湯たんぽを用いて身体を温める方法は簡単に自宅でもできるので気軽にできる健康法として皆さんにご紹介しています。
また、ご希望によりおなかの上に箱灸というお灸を置いて治療することもあります。
(湯たんぽ:無料 箱灸は実費:525円)
冷えと漢方薬
女性に多い冷え性で最もよく使われる漢方薬をご紹介します。
桂枝茯苓丸
比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴える次の症状に。
月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症、肩こり、めまい、頭重、打ち身(打撲症)、しもやけ、しみ
当帰芍薬散
比較的体力が乏しく、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴える次の症状に。
月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ
加味逍遙散
体質虚弱な婦人で、肩がこり、疲れやすく、精神不安などの精神神経症状、ときに便秘の傾向のある次の症状に。
冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害



